STORY

あらゆる災厄を打ち払い、魔を退散させる厄神明王。その眷属にして使いでもある気高き龍は、人の世を聖なる光明で照らし、人々を護り導く。三千世界の深奥に広がる龍樹の森で、久遠の時を生きた龍は静かな眠りにつく。やがてその身は龍樹となり、森に棲む聖獣たちを育む。時が満ちればふたたび明王の魂を拝受し新たな息吹を吹き込まれ、高き天空に舞い昇る。烈しき眼光は災厄を退け、尖鋭なる牙と爪で悪を断つ。衆生の願いを受けた如意宝珠を携え天空を舞うその姿を、人は厄神龍王と呼ぶ。

INTERVIEW

参道にあたる境内の擁壁の改修工事の際に、大きな白い壁ができるということでちょうどその前を通って“登竜門” 龍を見て門をくぐるように、また、厄を払って運を開く「厄除開運」ということで龍を描いていただく運びになりました。
龍の壁画、この門戸厄神のシンボルになると言いますか、永久不滅という意味も込めましてこれからずっと守護神として守っていただきたいと陶板にしていただきました。
子供さんにもおじいちゃんおばあちゃんでもぱっと見て、その素晴らしさ、凄さというのは感じると思います。
人それぞれの考え方があるかもしれませんけども「恐いな」と思うのか、「よしこれからやっていくぞ」というような勇気をいただく、そしてこれから「龍のように登っていくぞ」“開運” この厄を払って運を開いていくぞというような開運の意味を込めて「希望」を持っていただけるような壁画になればと思います。

門戸厄神松泰山東光寺
 松田全弘副住職

ARTIST PROFILE

内尾和正
(UCHIO KAZUMASA)

1959年岡山県玉野市に生まれる。1979年大阪デザイナー学院イラスト科卒業後、大阪にてフリーのイラストレーターとして独立。1992年からマッキントッシュコンピュータによるCGイラスト制作を始める。1993年にはアトリエを岡山に移転。キリンコンテンポラリーアウォード'92入賞をはじめ、エボリューションデザインコンテスト入賞やSKIPクリエイティブヒューマン大賞最優秀賞受賞等、数々の賞を受賞。その確かな技術と表現力が注目され、1999~2001年には映画「ファイナルファンタジー」マットペイント&コンセプトアート制作に携わる。その後も細やかな表現と独創性の高さで東芝のテレビCMでは作品が映像化され、また、数々のファンタジーゲームでコンセプトアート、背景、キャラクター制作を手がける。2003年よりオリジナル作品の版画化に着手。画家としても活動を展開。ベルギーでの個展をはじめ、国内でも積極的に個展を開催。

GOODS

厄神龍王授与品

御朱印帳

御朱印(見開き)

縁起※リーフレット

散華
(6枚セット)

クリアファイル

ポストカード

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所在地・連絡先

〒662-0828
兵庫県西宮市門戸西町2番26号

TEL:(0798)51-9090

境内のご案内

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